玄海町からクリーンエネルギーを

自然豊かな町で産まれる活き活き電気

玄海町は、九州北西部佐賀県の東松浦半島西岸に位置し、晴れた日は遠くに壱岐対馬を見渡すことができます。雄大な玄界灘に面したリアス式の美しい海岸は玄海国定公園に指定されており、対馬暖流は豊富な海洋資源をもたらしています。また、その地形を利用し整備された棚田は「日本の棚田百選」にも選定されている風光明媚な土地です。

2019年、バイオマス産業都市として選定された玄海町で、我々は地域のみなさまとともに、限りある資源を無駄なく利用した地産地消の創電会社を目指してまいります。

玄海バイオガス発電とは?

資源の有効な「地産地消」で
持続可能な地域づくりに貢献

佐賀県東松浦郡玄海地区は、ブランド牛として名高い「佐賀牛」の一大産地であり、牛の畜産業は地区の主要産業として位置づけられます。
その一方、牛の糞尿の適切処理(堆肥製造・臭気対策)は長年の課題でもありました。

当発電所は玄海町内の畜産糞尿を受入し、メタン発酵槽でバイオガスを製造して発電し、発電の工程で出る発酵の終わった糞尿も無駄にすることなく、堆肥や再生敷料として生まれ変わらせ、地元畜産農家へ還元することでこの課題解決に取り組んでいます。

「玄海バイオガス発電所」は、九州最大の家畜糞尿メタン発酵処理施設であり、計画処理量は一日最大190t、肉牛の成牛換算で約3,800頭が排出する糞尿を処理。発電量は一日約28,800kW、一般家庭の消費電力に換算して4,500世帯の電力に相当の発電を想定しています。